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XB-38 (航空機) : ウィキペディア日本語版 | XB-38 (航空機)[えっくすびー38]
XB-38は、アメリカ合衆国のボーイング社製B-17を基にベガ社が改造した機体である。試作のみで量産には至らなかった。 == 概要 == 量産されているB-17の搭載するR-1820空冷エンジンが不足した場合に備え、代用エンジンとしてV-1710-89液冷エンジンに換装する試作改造がB-17量産を担当していたベガ社で行なわれ、B-17E一機が改造された。 機体は1943年5月19日初飛行し、テストが進められたが、同年6月16日の9回目のテスト飛行で第3エンジンが発火して試作機が墜落、そのまま計画中止になった。当初予想したR-1820が不足する事がなかったどころか代用のV-1710自体がP-38、P-39、P-40などといった戦闘機に必要とされたので、B-17の代用とする事が出来なくなったためであった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XB-38 (航空機)」の詳細全文を読む
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